心より感謝を込めて。
2016年もありがとうございました。
今年もいよいよ残りわずかとなって参りました。
この一年も温かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。 ライトハウスは、12月28日(水)~2017年1月3日(火)まで、年末年始休暇とさせていただきます。
皆さまの温かいご支援のおかげで、ライトハウスは2016年も活動を大きく前進させることができました。
スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
今年は、AV出演強要被害の啓発動画を制作したり、渋谷区議会より性的搾取に関する意見書を提出いただいたり、大阪で子ども支援セミナーを開催したりと、初めての挑戦が多い一年となりました。しかし、活動の広がりを感じると同時に、日々寄せられる相談を通して、まだまだ課題は多く、私たちが果たせる役割は大きいことを痛感しています。
試行錯誤を繰り返しながらですが、2017年も前進して参りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまが穏やかな新年を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。
ライトハウス スタッフ一同
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【代表挨拶】
応援してくださる皆さまへ
2016年も残すところ、あと少しになりました。
私たちライトハウスは今年一年も無事活動を続けることができ、こうして皆さまにご報告できることを嬉しく思います。
ライトハウスは今年も様々な相談支援や、緊急介入を経験しました。アダルトビデオ産業で搾取される若い女性・男性からの相談は今も増え続け、支援スタッフが息つく間もなく相談に駆け回っています。また、風俗はじめ性産業での仕事を強要される女性からの相談も、全国から国籍問わずメールやSNSを通して入ってきています。12月15日現在、76人の若年女性・男性の支援をしています。
昨今、報道のとおり、政府も女性への暴力をなくし、女性が活躍する場の応援や、子どもの貧困対策に本腰を入れて取り組み始めました。しかし、ライトハウスが出会う、性産業で搾取された若者・子どもたちの支援までには、まだ十分に広がっていないように感じています。
私たちは、他団体と協力し、なんとか人を含めたリソースを出し合って支援を行っています。日々のメールや電話、面談などでの支援に加え、緊急介入のための地方への出張、シェルターなど衣食住の提供、弁護士や警察との面会同行、最近ではアダルトビデオへ出演させられた女性の被害画像や動画の削除請求などが支援活動の大きな比重を占めています。
今日もまた、勇気を振り絞ってライトハウスにSOSのサインを出してくれる方に会いに、相談支援スタッフは現地に向かいます。それができるのも、皆さまのご寄付があるからです。相談窓口の運営を支え、日々のソーシャルワーク活動を可能にしてくださり、本当にありがとうございます。来年も継続して支援活動を展開するために、この冬のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
代表 藤原 志帆子